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友人夫妻のマレーシア、キャメロン高原 
 キャメロンの医療編最終便
 
 
キャメロン便1、2、報 キャメロン3.4.5報 

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 さて、医療事情ですがまず言える事は健康体が条件です。今回地元
の病院との具体的な接点はありませんでしたが、今までの報告などから
次のようなことが言えるのではないでしょうか。
中高年の海外での病死は日本と同じく脳梗塞と心筋梗塞です。これは
どこにいても同じですが、いざと言うとき信頼できる医療が受けられるかと言う点になりますと、日本以上の期待は不可能であると言わざるを得ません。
日本語は通じるのか?都市部ならともかく(クアラ・ルンプールでは日本語の通じる病院あり)ここキャメロン高原ではまず皆無です。

病院の設備はどうかと言うとマテハール前首相が医者出身だけに中進
国では整備されていると報告されています。医療費はどうかと言いますと、日本のような国のシステムとしての保険制度はなく、公営の病院が主体で90%を政府が、10%を個人が支払う仕組みです。
じゃ旅行者はとなるとパスポートを提示すればマレーシア人と同じ10%負担で治療が受けられます。このことはロングステイにマレーシアを選択する条件にもなっていると思います。
医療費も安く風邪で病院へ行った人の報告では300円で薬までもら
ってすんだそうです。

持病を持った人はロングステイできないのかとなるとそうではないと思います。掛かりつけの医者に「医療証明書」を発行してもらい(どんな病歴でどんな状態でどんな薬を使用しているかなどを書いた英文説明書)いざとなった時に医者に提示する時に有効。

さらに医療費が安いと言っても手術を伴うようなケースでは、ばかに
ならない。そのためには、日本で海外医療保険に入って渡航すべきであ
る。夫婦2人で月15000円ぐらいである。私の場合この保険に入って渡航した。しかし保険会社の約定には持病のカバーはしないのが条件であり、新たな病気や怪我について保証しているにすぎません。

持病持ちは諦めざるを得ないのか?
海外保険がカバーしない分は「処置証明書」と「領収書」を現地で発行
してもらい日本に帰ってから、日本の健康保険に請求すれば、日本の
基準で返金してくれる。

現地で病状が重くなったり、万が一死亡した事も検討しておくべきで、やはり日本からの直行便があり時間も掛からない所を選択すべきであろう。海外保険は持病の治療についてはカバーしていないが、死亡については身内の渡航費や遺体の輸送費はカバーされているのが普通。

何が重要か?
移住するのであればもっと真剣に検討しなければならないが、2ヶ月程度のロングステイであれば、薬も日本で出してくれるのを持参すれば良いし、2ヶ月先の自分の健康状態が予測できないような場合は失礼ながら渡航すべきではないと思う。
シニアの一番の関心事は医療であることは全ての人に共通であるが、やはり言葉や、治療などリスクは付き物------日本にいても大なり小なり同じ事ではないかと思う次第である。

海外だから健康には配慮も働くこともまた事実である。健康になったとの報告も多いのも事実である。結論として、医療のリスクと未知へのチャレンジ、残された人生<あなたならどうするとして報告の筆を収めます。

 
外部リンク
海外療養費|知って役立つ!知識  海外療養費について
 海外療養費制度を知っておこう|JATA  海外療養費給付制度について
 名古屋市:海外療養費制度について 海外療養費還付請求
テニスの友人でキャメロン便レポーター、二見ご夫妻です。ysfutami@ybb.ne..現地での貴重なな時間をキーボードに向かわせたことを当サイトの管理人より厚く御礼を申し上げます。04,7,22
追伸 その後2〜3度ロングステイを経験されてHPをUPされました。
Cameron Highlands
また05.12現在3度目、9ヶ月間のロングステイ中です。