2014.6Wカップ ブラジル大会 |
日本サッカーは何故負けたか。終わってからは様々な意見や批判がでた。「協会が悪い、体格の差、歴史の差、戦略を誤った。個々の能力の差」等々だが、事前にこうした予想が聞かれなかった以上は結果論ではないか。
4年間を冷静に振り返ると実力向上より人気とりを優先してきたように感じる。
また経済大国は大きな金が動いてそれをペイするために国中が意識的、無意識的に
お祭り気分に流された。逆に小さな国ほどハングリーで真剣で結果を残せたように感じる。本来のスポーツは真剣で真実な行動のなかで成果と感動があり、サッカーへの思いを純粋に持っていた国が強いことは当然の帰結だろう。
残念なのはサッカーに携わるプロに広い視野でものを言う人が居なかった点だ。以前はボールの支配率が高いことを求められていたが、「事実日本は高かった。」今回のW杯で目にしたのは縦へのカウンター攻撃で、攻撃のスピードが目についた。前回より格段に得点が増えたことが進化を表している。一点取られれば二点取ればいい、という攻撃的考えだ。その潮流に気づくプロが日本に居なかった?。それともWカップのお祭り気分に水を差す言動に躊躇した?。
どちらにしても周辺の雰囲気に流される=軽い。
都議会の暴言を持ち出すのは合わないかも知れないが、場の雰囲気に流されて当たり前のようになり、ヤジがエスカレートして暴言になり日常的に繰り返されてきたことは都議会全員に責任がある。市民感覚では信じられない愚行。まるで都議が遊び半分で登庁していたことになり恐ろしいことだ。しかも自民党が国会でもヤジ将軍を放任してきた事実が露呈したが、議会がこんなにも軽い人たちの集まりの場だったのか。
大勢に流される愚の恐ろしさは、国家でもスポーツ界でも自分を見失う。
コロンビアは昔オウンゴールをして負けたことがあった。当時のコロンビアは治安が悪く地下組織がサッカーを資金源にしていて、他の選手は帰国をためらい延期したのに、オウンゴールした本人が国民に詫びると言って帰国し、暴漢に銃で殺された事件があり、国民と選手たちも忘れることのできない悲しさを抱えてプレーしてきた。
実に悲しい事件で日本が「屈辱的敗戦」を口にすることもおこがましい歴史と純粋さの違いである。
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2012年8月悲しい行為 |
男子銅メダル韓国戦での一韓国選手のグラウンドでの政治的なパホーマンスは、スポーツ精神のみならず五輪憲章に反する悲しい行為だった。歴史や旧日章旗を振る心無い日本人フアンがいるにせよ、口を代表する立場の選手が、平和の祭典である神聖な五輪のグランドを汚す行為ではなかったか。
勝っても負けてもフェアプレー精神に感動するスポーツ好きな当サイトの管理人親父は悲しい。美しい絵の世界に逃避して絵を描いた。
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2012年8月4日イギリス五輪の日本サッカー男女とも勝って準決勝へ |
なでしこはブラジルに2−0、男子はエジプトに3−0で圧勝して44年振りに準決勝へ。。
なでしこはシュート数がブラジルの半分ながら、少ないチャンスを効率よく攻めた。男子も相手を寄せ付けない見事な勝ちで、日本にとり目出度い乾杯の日だった。
私は8月1日付けの中日新聞の写真{対南アフリカ戦の宮間選手の写真}に感動して模写して壁紙にした。
撮ったカメラマンの力量もさることながら、一流選手の厳しい表情と両手の拳でバランスを取った見事なフォームが美しい。 |
なでしこジャパン FIFA女子ワールドカップドイツ2011総集編 |
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なでしこジャパン歴史的勝利 2011.7.17 |
今朝5時に目が覚めてナデシコを観た。先取点を取られながら追いついてPKに持ち込んだことが勝機につながる。キーパーのスーパープレイがあり、アメリカに王者のプレッシャーを与えることができて勝った!。日本の小さな女の子の信じられない勝利だった。 |
2011.6.24 ロンドンオリンピックアジア予選 u22クエートに負ける |
2010,6,22 デンマーク戦は0-1で負ける根拠
オランダに負けたあと多くの関係者、解説者が「よくやった」「下をむく必要はない」と戦いぶりを評価する発言をしていましたが、負けを認めて次につながるか大きな疑問です。
21日中日新聞のスポーツ欄にトルシエは「素晴らしい日本を見た」同じページに森山泰行「攻撃の型づくりが急務」の対照的なコメントがありましたが、森山氏の「中村俊起用の疑問」まで踏み込む発言は極めて少数派でした。
一点差の負けをどう見るか?。私は点差1点だが内容は明らかな差があり次のデンマーク戦を勝つためには、オシムや森山氏の言うように日本らしい攻撃の工夫が必要だと思います。一点を追う後半の戦いぶりにそれが見られなかった。
観戦して感じたことはボールコントロールが悪いという基本能力の差です。これは@レベルの高い早いパス回しのミスにつながり、攻撃が途絶えるだけでなくピンチを招くことになる。パスをボディで受けたときにも、コントロールできずに跳ね返って相手に取られる。一対一でも奪われることが多い。
A数少ないチャンスを生かせない。課題の「決定力のなさ」もつながります。
オランダの1失点はパスミスが基点でした。また疲労で限界ギリギリの局面ではゴールに入るか入らないかはまさに身体能力の差です。
ランキング上のオランダ戦も1失点は覚悟がいります。それでも守備は評価されるでしょうが、しかし引き分けには点を取らなければいけません。格上からゴールをもぎ取るためにはよほどの日本独自な美しいサッカーが必要です。
身体能力は劣ってもチームとして機能させる。個々の選手の特徴が噛み合う布陣とメンバー、戦法は、戦国時代の戦そのものです。兵法は強い国が勝つとは限らないが日本の勝機はそこしかない厳しい現実を、オランダ戦から反省してデンマーク戦につなげないと勝利はありえない。
オランダとデンマークはつながっていて、反省というボールをパスのように美しくつなげなければ勝機はない。「パスミス」
ですから引き分けでも良いという甘い考えで戦えば23日に行われるデンマーク戦は0−1で負けを予想します。
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10.6.15 二つのゴール |
昨日14日は日本にとって待ち望むことが二つありました。1は小惑星探査機はやぶさの帰還、2はワールドカップ初勝利。つまり二つのゴールを待ちわびたのです。
一ヶ月前からこの二つのゴールが気になり店の客人に14日が楽しみだと話すと、サッカーは知っていたがはやぶさを知る人は少なかった。
「はやぶさ?帰還?何それ」と気のない返事する客人に私は腹が立つくらいでした。そこで店主ははやぶさと日本の科学技術の素晴らしさを仕事そっち退けで説明する羽目になったのです。
7年前の2003年に打ち上げられたこと、途中で音信普通になり行方不明になったこと、エンジンの故障、小惑星「イトカワ」に着陸し、サンプル採取作業を行い、再び地球へ帰還するという難事業を、幾多の困難を乗り越え成し遂げることができた、”奇跡のような軌跡”を宇宙で辿ったことなどなどです。
米ロシアもなし得なかった惑星のサンプルが果たして有るか否かは分かりませんが、まさに金メダル的快挙です。
詳細は下記URL
http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.ht..
いや〜昨夜のカメルーン戦はひやひやした。今日の午前テニスは睡眠不足でぜっ不調だった。(いつもか〜)
後半引いて守りに入ったときに一点を先取したのに3点取られて逆転負けした過去の悪夢を思いだした。引く気持は分かるがこれはおおきなリスクを負います。
でも結果は初勝利!。おめでとう!
昨日は良いことが二つも重なり\(◎o◎)/
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テニスを終えた午後からのビールは旨いし絵も気分良く描けそうです。
--------------------------追伸15日
。画期的なイオンエンジンを初めとするいくつかの日本独自な技術は、その殆どに成果があった由でテクノロジーのロマンに乾杯したい!。何事も諦めずに前進する。私もその努力と挑戦魂には感動しました
この二つの成果は子供たちや若い人に夢と希望をあたえてくれることが一番嬉しいことでした。
--------------------------追伸18日
昨夜の韓国とアルゼンチンを見ました。アジアの王者が1−4の大敗を帰しましたが、さすが相手は優勝候補で格上です。
監督のマラド−ナの再来と言われるメッシを初めとする世界的に秀でた選手が目白押し!。
「ボールを持たせたら危険」といわれる選手は日本にはいませんが、サッカーは監督の采配とチームとしての機能が勝敗を左右しますので、僅かな勝機ですがここに希望をもちましょう。
ゲームが前半と後半でガラリと局面が変わることがありますが、ハーフタイムでの指示が的確だったわけで、限られた駒をどのように使うか、
いや〜スポーツと科学、ARTは奥が深くて面白い!。
そしていまや進化するスポーツは科学と芸術に限りなく近づきつつある。また近づかなければならない。
芸術的なパス、美しいサッカー!。アルゼンチンにその片鱗を見ました。
またヒーローのマラドーナは不祥事が重なりサッカー界から追放されかけたが、よくぞ監督としてカムバックできた。愛すべき天才を迎え入れてくれたアルゼンチンの国民の愛と寛容さと、スポーツの感動に拍手です。
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06,7,17 示談ではすまぬジダンの暴行 |
世界中が見ていたワールドカップの決勝でのジダンの頭突きは衝撃的に世界中に駆け巡りました。倒された選手も肋骨が折れるかのように見事にぶっ倒れました。当事国であるフランスとイタリア市民に賛否両論が沸き起こり、この意見の両論を聞いて私は、文化が違えども人間の善悪の判断はどこの国も同じようだと安心をしました。
だがフランスのシラク大統領がジダンを擁護するコメントをしたことは疑問です。欧州サッカーは相手の選手を挑発して退場させるのも常套手段。またジダンは過去にもたびたび挑発に乗せられて退場している由。挑発に乗らなければ誰も暴言は発しない。また暴言には暴言で返すべきで、エスカレートさせて暴力に及んだことはまさに「暴力の連鎖」を生みだして戦争にまで発展することは歴史が証明している。それを責任ある立場の大統領が肯定したことはイエローカードだ。(”x”)<BR>
ヨーロッパという人種と争いの長い歴史を持つ地域では、慎重にもっと議論をつくすべきではないか。世界中が見ていたスポーツの祭典、それも決勝戦でフアンの期待なども忘れて「切れて」暴力に及ぶ行為が良いか悪いか。<BR>
怒るのも人間だが怒りを抑えられるのも人間。暴力をふるったジダンにMVPは合わない。 |
06,6,26 負けるべくして負けたブラジル戦
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ブラジル戦は深夜放送だったから観戦するつもりがなかったが目が覚めてテレビをつけたら午前4時。これはタイミングが良いと最後まで見てしまいました。
いや〜スピード、パスの正確度、テクニック、体格全てにレベルの差がありましたね。トップレベルのチームと戦ってこそ自分の未熟さが分かったわけで日本は得難い体験ができたきました。
ゲームの支配率とシュート数は日本の倍にみられるように、足に吸い付くようなボールさばきはパスの正確さにつながり、簡単にミドルシュート可能エリアまで進出を許し、チームの機能と個人技がミックスして4点は入るべくして入った。
日本選手は空中戦と一対一の戦いに弱くフィジカルな面に差がありバランスを崩したり滑って転倒していたが、これでは正確なパスは期待できないでしょう。実際に戦った選手は自分たちの未熟さを肌で感じて屈辱と挫折感を味わったはずです。
ここで思い起こすことは陸上短距離の世界的スプリンターたちの体格です。筋肉隆々の格闘技の選手のような頑健な体格ですが、他人を蹴散らして走るサッカーはまさに格闘技の体格が必要という認識です。
だが農耕民族の長い歴史から肉体の改造は一朝一夕にはいかず、よほどのテクニシャンや優れた感性が要求されて長い年月がかかるでしょう。
そんな時代がくるかな?、、、 |
06,6,19 W杯サッカー オーストラりアになぜ敗れたか。 |
虎の子の一点を前半は必死に守ったが後半9分すぎ力尽きて同点を許し、浮き足だって終了間際に連続弾を浴びて沈没した。一点を早めに取ったことが幸か不幸か日本はラインが下がって次第に守勢になり危険な状況にあった。それをハーフタイムで修正して後半に改善できなかったことがまず第一の敗因。
点をとられた相手は当然ラインを上げてきて日本にたびたびカウンターチャンスが訪れたが、基点となる中田と中村がマークされたこととトップの決定力不足、その上体力に勝る相手に執拗にマークされて日本は攻守に疲弊していた。相手のような切り札もなく、守りのスペシャリストもいなくて時間の問題のように失点を許して崩壊した。
相手は力のある数人の選手を切り札にして温存し、後半に出た選手が動きが悪く中途半端な日本の布陣の間隙をぬい得点をあげる
。ヒディング監督の采配が輝き我らがジーコの采配が色あせて写る。<BR>
勝った方は理想的、劇的、絵に描いたような逆転劇で、負けた方はその分後味の悪いイレブンのプライドをずたずたに引き裂かれるような衝撃的な敗戦だった。シュート数は三分の一の差があったが守りきるのかの判断も明確ではなかったようだ。
また以前にも「独りごと」で日本はパスの回しすぎでミドルシュートが少ないとコメントしたが、パスを多くするほど奪われる確率は高くなり決定的チャンスを潰すだけでなくカウンターピンチを招く。今回もゴールを前にしたシュートチャンスにパス回しして奪われ見ているほうもストレスがたまる。
一対一の競り合いでもパスを奪われたり転倒するのは日本選手が多く体格のハンディを痛感する。格闘技で狩猟民族と農耕民族の身体能力の差を感じるが、平均して日本人は背が低いうえに頭でっかちで重心が高くバランスが悪い。したがって競い合う極限の争いのなかで軽業師のような体勢で精度の高いシュートを打てる身体能力に劣り、チームとして機能させることだけが勝機につながるチームであることがはっきりした。
ゲームは完敗でしたが素人の敗戦の解説に乾杯。
追伸 FIFAは公式見解としてペナルティエリアで駒野を倒したケーヒルはイエローカードを与えてPKにすべきだったとの主審の判断ミスを発表した。ケ−ヒルはイエロー二枚目で退場となり彼の2得点はなかったことになり、数字的には1対1の同点もしくはPKが入れば2対1で日本が勝っていたことになる。泣くに泣けないとはこのことで運もなかったんですね。 |
05.6.11 サッカー日本代表、W杯へ |
主力が抜けた北朝鮮戦で2-0で日本は勝ちましたが、いつも感じることは日本チームが絶好のシュートチャンスに前を向かないでボールを回して遊んでいるように思えることです。前向きなのは大黒だけで「今だ!行け!」という時にパス回ししてミスを犯しチャンスを潰すことが多々あります。決定力不足を指摘されるゆえんで、パスは多く回すほどミスの確率は増えるわけだからもっとシンプルに「俺が決めてやる」とミドルシュートを打てるストライカーを3人ぐらい増やさないと世界では戦えない。勝ちましたがあえて苦言を呈します。 万博フルサイズ高画質「世界の文化」をUPしました。 |
05,2,14 熱き感動サッカー北朝鮮戦 2-1 |
テレビの視聴率は名古屋市で50%を超えたと新聞で報じられました。「スポーツはドラマだ」と言われますが何故ドラマなのかはその意外性ですね。私は3-0で勝つと予想してましたが、意外に早く点を取ったことが両者の精神状態に影響したのか緊張感のある好ゲームとなりました。製作されたドラマ「映画や小説、芸術」も感動を呼びますが筋書きのない現実のドラマはそれ以上で、拉致家族会の方々やサポーターのフェアな態度と国民性は、日本人の礼節として世界に示されたわけでです。サッカー界からも第2のイチローや松井のように子供たちに夢を与える世界的なスターが現れる予感がしました。高原と中村はさすがボールのキープ力が良くて攻撃的布陣をとることができて戦況を変えられたことが勝因でしょうか。勝ったからよかったものの、、、少しづつ 日差しがさして 春隣
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04,8,8サッカーアジアカップ優勝 |
自然界ではこうろぎが初鳴きして仲田公園に蝉の死骸が多く見られる時期になりました。人間社会では昨夜のサッカーアジアカップ決勝戦で日本中が熱くなりました。。ブーイングの中での勝利は幸運ではなく実力ですね。8月8日現在 スポーツの祭典オリンピックが近づき、メジャーリーグベースボールではイチローと松井が大活躍して、さらに球児のお祭り全国高校野球が開始され、その他のお祭りや花火大会は全国の隅々で開催されていて、日本プロ野球の入場者数は減るはずです。(首位の中日以外)私はサッカーの国際試合とイチロー松井は殆んど見てます。オリンピックも野球、柔道、水泳、マラソン、ハンマー投げ、体操、陸上末続などは観戦する予定です。いづれも人間の限界と可能性を追求するアスリートばかりで、選手の努力やスポーツ精神は人間の素晴らしさと、生きていることに感動させてくれます。悲しい事件や事故を忘れさせて人生を明るくしてくれるからその意味でスポーツもお祭りです。現代のお祭りはそんな意義を持って継承されているのでしょう。この句も継承です。 |
04,3,6 U23サッカー 04.3.6夫婦喧嘩の勝ち点トップ |
サッカーU23のアテネオリンピック予選は夫婦喧嘩をされた方が多かったのではないでしょうか。AUEラウンドは日本時間で試合終了は夜中の12時半ごろになります。従って布団で寝ながらテレビ観戦するのですが、日本のゴール近くでのパスミスで決定的なチャンスを相手に与えてしまった時や、逆に日本のチャンスに入りそうで入らなくいらいらさせられて、ようやくゴールした時などに思わず大声をあげ、並んで寝息をたてていた妻に叱られることになる。考えてみると確かにビックリしますよね。寝込んでいる時に隣の亭主の
「うを〜!!」
口をしっかり閉じていても本人の意思に反して勝手に声帯が何度でも働いてしまうのがサッカーですからね。それにしてもファンをこれだけ夢中にさせるサッカーについて考えてみますと、さまざまな厳しいルールが設定され審判に強い権限を与え威厳を持たせ、そのなかでギリギリの技を競い合うからおもしろいのでしょう。社会にも審判らしき組織は備わっているのですが、表の顔を隠れ蓑にして陰で悪いことをする賢い人が多くてレットカードを切れるのは氷山の一角なのでしょう。
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06.8.10 トニリダード.トバコに快勝 |
9日に行われたオシムニュージャパンの前半の動きは、チーム全体が一つの生きもののように意思を共有してよく動き、まさに新生ジャパンを見せてくれました。相手より多く走るだけでこれほどシンプルでパスの精度とスピードが上がったことは新鮮な発見でした。
動きが悪いとパスは通りにくくなることは素人でも理解できる。だとすれば動きが相手よりよくなればスペースができパスの精度は上がる理屈になります。オシムは実に簡単なシンプルさを原点にしている。
W杯カップでオーストラリアに負けたときは、格闘技と同じで体格的に不利な日本チームに悲観論を述べましたが、オシムのサッカー哲学はもっと多様で奥が深いものだということを示してくれました。
ファンは勝手なもの。勝つときは「なんと鮮やかな!」と喜び負ければ「なんとぶざまな!」と悲観して結論ずけます。勝ち負けはそれくらい好対照に写るんです。「当たり前」
一喜一憂している単純な一ファンと比べるとオシムは自分の哲学を”惜しむ”ながら教えていることに好印象がもてます。「走ることを”惜しむ”な」おそまつでした。 |
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