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楽しい水彩画Top Welcome to a water color life |
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富士と桜の絵 Picture of Mount Fuji and cherry |
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早春に咲く桜 | 小彼岸 | 河津桜 | 寒桜 | 江戸彼岸 | 紅枝垂れ | 大島桜 | |
中春に咲く桜 | 楊貴妃 | そめいよしの | 山桜 | 八重紅枝垂れ | 大山桜 | 白雪 | |
晩春に咲く桜 | 天の川 | 花笠 | 冬桜 | 蘭蘭 | 紅笠 | 松月 |
さくらへの私の思い 自宅脇に水道道という長さ1キロもある桜並木がありながら、私は毎年未知な桜を求めて遠出する。今年も休日が好天に恵まれて岩倉の五条川と揖斐郡池田の霞間ケ渓へ行った。いずれも桜100選で人出も多く、桜も満足げに良い顔をしていて感動した。 水道道との差について考えると都会を離れれば山も川も田畑もあ視界が広がって自然と一体した趣があるが、建物だけの水道道は堅な塀や鍵のついたドアがある外部と隔離した建造物で、外を拒むような風情がつまらないのである。 桜はどこで見てもも同じだ、という人では絵を描く動機も生まれないだろう。寒い冬の終わりを告げる開花は、すべての生物が喜び和み睦みあっているように感じるのは私だけだろうか。またパッと咲いてパッと散る桜は、地球年齢に比較した人の命の儚さと通じて、共にひとときの平穏な穏やかさを愛でる気持ちもある。 さらに日本人は3.11以後、二つの衝撃を受けた。一つは地球の恐ろしく過酷な環境、二つ目にはそこで生きる人間は慎ましく謙虚に生きるべきであるのに、人間の無知と傲慢さの衝撃であった。無知と傲慢の例は「原発事故の人災」に見ることができるが、フクシマの反省もないことは不確実さが増して、まさに桜を眺めてひとときの平和で平穏な景色を愛で、睦み合う風情が痛く尊く感じるのである。 白い画用紙に白っぽい桜を表現することは難しく工夫が必要です。 ファイル名44は岐阜県瑞穂市馬場の父親の実家近く。田畑は河川敷になり桜は堤の土手。青空を先に塗り乾いてから不透明水彩で桜を作る。油絵のように塗り重ねができて楽だが、くどくなりやすく爽やかさを損なわないように描きたい。ここから30分ほどで51の池田に着く。 52は名古屋の名城公園で、桜の部分を除いて「抜いて」周囲を塗りこみ、抜いた桜の部分は影とピンクで桜のモコモコ感、立体感をだす。 フアイル名51は岐阜県揖斐郡池田の霞間ケ渓「かまがたに」のさくら100選。描き方は前二つのミックス。 3作にはすべて人、「人気ひとけ」をつくり、ひとときの平穏さの思いを籠めた。 |
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さくら100選岐阜県揖斐市池田町の霞間ヶ渓 (かまがたに)のさくら 霞間ヶ渓はかつて鎌ヶ谷と呼ばれていた。古くから桜の名所として名高く、ヤマザクラ、シダレザクラ、エドヒガンなど数種類のサクラが谷間に沿って自生していた。全長2キロメートルの渓谷一帯には約1,500 - 2,000本のサクラが見られるようになる。このサクラが一斉に咲き誇ると、遠くから眺めれば霞が掛かったように見えることから、いつしか「霞間ヶ渓」と呼ばれるようになった。東海3県有数のサクラの名所で知られており、「日本さくら名所100選」にも選定されている。 また、桜と並んで一帯は揖斐茶の特産地でもある。 日本人にとりさくらは富士山とともにこころに深く思いを留める存在で、さくらが咲けばその背景にある自然家屋人々 全てが色づいて睦み合えることが毎年開花を待ち望まれる所以だろう。 拙句です
田舎の風情のある一本桜を眺めたり写真に撮るためには、天気と開花時期、また店の休日が重ならないと出かけられません。しかしパソコンと空想をもってすれば、いまは見られない日本の原風景のような絵画でも描けます。 田舎の写真やイメージは長年の鮎釣りとあまご釣り、妻の里の郡上で脳裏と手元に残っています。その写真を「清流」「農家」「農婦」「桜」「ペット」などに分類してフォルダに保管してありま ざまな一本桜の絵を描くことができます。 NO11のような原風景は今日では見られませんが、当店の客人から「これは何処?」と尋ねられると、「私の頭 す」と答えます。♪ さくら100選「五条川のさくら」のスライドは」近所リンクへ |
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東山植物園の桜の回廊付近の花たち 植物園「桜の園」区域を大幅リニューアルして全国の桜100種類、 1,000本が植えられる。見ごろは3月下旬〜4月下旬までと幅広い。 名古屋周辺には桜の名所が数々あれど、ここは一際壮大な花園です。 |
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