Top理容人生
楽しい水彩画Top
Welcome to a water color life
 地域と健康TOP
絵画の個性 

カウンター 


 
 
翻訳Translation


 絵画の歴史を調べてみると当初は装飾、美、快を求める貴族社会や宗教色を高めるめに教会に利用さ
れ注文を受ける技術者のような立場ていたが、19世紀の技術革新後芸術は技術と決別して、自然の懐で
魂や精神的芸術を模索するようになった。現代は「主観的情緒の発露」として心の内面や自由、生命を張
し、「資本主義、金銭至上主義」のモラル崩壊社会に重要な役割を求められている。

 こうした背景に立ち「個性」を模索すると漠然としながらも明かりが見えてくる。いつの時代でも重要と思う
のは作者自らの人生観や自然観で、人生、地球、生物、人間、大自然などへの深い関心、他者愛の思想
が大切だと考えます。換言すれば自然や人間に憎しみを抱く人がART創作はできないという意味ですが私
の偏見でしようか。

 善悪、美醜は表裏一体ですから憎しみなど人の暗部を表現することは当然在りえます、それを表現し
ようとする作者の心は、憎しみを乗り越えたところに在る大きなものと想定します。
 自然の雄大さに感動できる人は多いですが、対極にある人間の儚さや愚かさを痛烈知る人は少
い。そ
れらを痛く知ることで人間の情緒、エロスを”痛く”得て、人にそれを知ってほしい、訴えたい、また人と共
有したいという情熱、意欲、胸に溜まったものの吐しゃにArtごころが生じる。 従って個性とはいかに人の
営みに慈しみをもてるか、いかに儚い生命を尊べるかの個人差であり、作者の表現発露の輝きだと結
論します。

ARTにおける個性について、モチベーションやイマジネーションを高めるために文章で明文化を試みました。

 対象そのものの正確な描写は限りなく写真的な複製物になり、絵画は正確な描写も大切ですが、誇張、
省略、歪曲、合成、削除、単純化、図案化などを意識した個性が現れている作品が尊ばれることは理解で
きます。人の鼻や手足が異常に長かったり、テーブルなどの構図が歪んでいたり、遠近感を無視する作品
は少なくありません。
 しかし誇大に歪曲された抽象絵画は私の想像力を駆使してもイメージを導くのに疲れて個人的には好み
ません。「癒しや和み、感動」は苦労することなく見る人の心に入り込むべきと考えます。
 こうした絵画の主義や思想はArtの永遠のテーマとしして時代とともに衰退したり隆盛してそれぞれの歴
史をつくってきました。

 もうひとつ重要なのは作者の人生観や自然観です。人生、地球、生物、人間、自然などへの深い関心
が必要で、自然の美しさや雄大さへの感動が筆を持たせることは容易に理解できます。
善悪、美醜は表裏一体ですから憎しみなど人の暗部をテーマにする作為は当然なことですが、それを表
現しようとする作者の心は、憎しみを乗り越えたところに在ると想定します。
つまり自然や人間に憎しみを抱く人がARTを創作できるかどうかは甚だ疑問です。
 
 自然の雄大さに感慨を持つことは対極にある人間の儚さや愚かさを自覚するこが前提です。そこから争
いや我欲の愚を悟り命や健康の尊さを知る路へ導かれる。そしてその尊を訴えたい、また人に知ってほし
い、また人と共有したいという情熱、胸に溜まったものの吐しゃすることが創作意欲になりモチーフ定まり
個性に導く。従って個性とは作者の精神性に負うところが大きい。

 

基礎から習う ツツミ水彩画教室 2011.4.11

 水彩画教室1    水彩画教室2ブログ  水彩画教室3ブログ 水彩画教室4 
水彩画教室6
 水彩画教室7
  水彩教室8
  浮世絵風教室1
 動物水彩Gallery5  painting日本の水彩風景画2   水彩画用紙&額の規格とキャンパス
 富士山と桜Gallery6  日本の風景画1  乗り物の水彩画   デッサンの極意 
ヘアースライドショーGallery7 ストリートビューから写生「欧州」  水彩プレゼン動画
水彩新作スライドショー Japanese watercolor landscape painting   水貼りと剥がし方
画家の摸写Replication
Gallery8
学びすとの基本 ヘアーと眉毛の見本  ストリートビューから写生
 俳画Gallery9  絵画の課題=立方体    絵心テスト    水彩画の描き順1
 静物&花,人物画 水彩画用紙の種類 絵画の個性   小技と彩色
田舎の絵1 田舎の絵2   販売サイト キャンソン紙の混色表
禅と水墨画    乗り物の水彩画  New 浮世絵風な水彩画 コツトマン紙の混色
粋と風流な浮世絵80選
 
 当サイトの「Artの入り口」に作品アップをしていると、Artの個性について考える必要性を痛感します。絵画の正確な描写か、誇張、省略、歪曲、合成、削除、単純化、図案化などを意識した個性的作品かはアートの永遠のテーマです。
 
 そこで私はネットの恩恵を活用してネットから画家の絵画をダウンロードして作者ごとに
フォルダに保存し、なにが見る人を惹きつける個性なのかを見比べたり、自らのモチベーションやイマジネーションを高めるために好きな作品の模写をしたりしています。「保存は個人的な使用で著作権には触れないと思います」

構図の斬新さ 歪曲、誇張と省略、図案化、単純化、
配色の個性 配色の統一性、単純化、異端、非整合性、
デッサン 誇張と省略、図案化、素朴、正確に描けることは必要だが、正確さに留意する必要はない。
留意する点 空は空色、肌は肌色、植物の葉の緑、手足の長さ、人の顔、目や鼻の位置などその通りに描く必要は全くない。見る人に余情を感じさせることにのみ留意することを肝に銘じる。  


 
 模写した画家 略歴はウイキペデイアからポール・セザンヌ  「カード遊びをする男たち」壁紙に使用 1839年に裕福な銀行家の息子として南フランスのエクサン・プロヴァンスに生まれた。「近代絵画の父」として知られる。後進への手紙の中で「自然を円筒、球、円錐として捉えなさい」と書き、この言葉がのちのキュビスムに大きな影響を与えた。
この絵は体に対して顔が小さく細部には拘らない表現。

アメデオ・クレメンテ・モディリアーニ  「髪をほどいた横たわる裸婦」1917年 顔と
首が異様に長いプロポーションで目には瞳を描き込まないことが多いなど、特異な
表現をとっているが、これは自身の彫刻の影響が指摘されている。なお、初期には
ピカソの「青の時代」やポール・セザンヌの影響を受けた絵を制作している。

1884年イタリア・トスカーナ地方のリヴォルノに生まれた、ユダヤ系のイタリア人で
ある。芸術家の集うモンパルナスで活躍し、エコール・ド・パリ(パリ派)の画家の
一人に数えられる。セザンヌの影響を受ける。

   
 
 
単純化された構図と顔の傾きに個性がありますが、独特で魅力的な女性に写ります。単純がものの
本質「エッセンス」を引き立たせるのでしょう。模写作の色彩は水彩画的淡彩で描いてます。
ここで女性の身体を魅力的に描くためには、美人に描く必要はないことも一つの感性だと学ぶ。ジャン・
ジャンセン @
「タブレットに背を向ける裸婦」A「裸婦・1」B「不明」



 
1920年アルメニアのソールーズに生まれる。

ジャンセンは、デッサン力にかけては世界的な第一人者として知られていますが、華やかなモチーフよりも、むしろ人間の本質に焦点をあてて描き続けてきました。彼の愛情と哀しみを持って見つめる作品は、現代人の心に、美の根源を強く訴えかけてきます。また、ジャンセンには、天性の優れた色彩感覚と彩色技法が備わっています。主に用いられる色彩は、緑、灰色、黒、あるいは赤(薄いバラ色)、黄色(レモンイエロー)と多彩です。とりわけ、赤と黒の対比(配合)と青を好んで使います。暗い面と明るい面を併せもつジャンセンの絵画世界は、他に類をみないひとつの独自な宇宙を形成しているといえるでしょう。
安曇野 ジャンセン美術館
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明4018-6
Phone*0263-83-6584 

http://www.musee-de-jansem.jp/

  
 セザンヌに影響を受けたモディリアーニとジャンセンがそれぞれの違う個性を発揮している点が興味深い。ジャンセンは後ろ向きの人物画が多いですが、顔を見せない描き方は見る人にどのような女性かと余情が加わり一つの感性です。私も「一本桜」で農婦、幼い姉弟、釣り人を描きましたが、いづれも顔を不明確にして見る人の余情に委ねています。農家に思い出のある人は「自分の母親、姉、」など自由に空想を巡らせることができます。「正確に描くと自分に関わりのある懐かしさは生まれない」
「画家の作品のWebサイトへの掲載は著作権に触れるので模写して掲載します。」

 
 
クロードモネとボストン「米国ボストン市民の二つの情熱」

 モネは印象派を代表する画家として陽差しが刻々と変わる自然を鋭く観察し、明るい太陽と有限な人間を対照させ、ひと時の平和や幸せ感を描写している。
1850年にボストンはヨーロッパにさきがけて当時のフランス絵画「バルビゾン」を好み、多くの作品が海を超えてボストンに渡った。
 1870年にはバルビゾン絵画は新たに登場した印象派へと受け継がれて、そのなかでボストン市民にもっとも愛されたのはモネであり、1876のボストン美術館の誕生につながる。
 
 印象派の胎動はそれまでの宗教絵画や貴族の肖像画にみられたような「お抱え絵描き職人」による客観的写実絵画の否定で、画家の主観的感覚的絵画の発露であった。

 印象派絵画の特徴は風景画にもっとも発揮されて、それまでの暗い画風が屋外の太陽の明るい色彩に溢れるものになった。その色彩と構図に影響を与えたのは、日本の浮世絵であることは良く知られて、今回のモネ鑑賞にも浮世絵を配置して詳しく説明がなされていた。


 当時のボストン市民の二つの文化的情熱はこの印象派を鑑賞することと、発足して5年たらずのレットソックスがヤンキースをやっつけることであった。
 
 絵画を趣味とする者として印象派の胎動とボストンの歴史は興味をひきつけます。またカルチャーの意義も再認識し、早速購入した書籍からモネのマネ m(_ _)m「模写」をしました。

 印象派の精神とボストン市民の情熱や連帯感を、一筆ごとに身近に感じながら、またその情熱が百数十年後の名古屋市民に伝わることの不思議さを思いつつ描けたことは楽しかった!。
 洋の東西を問わず人間は芸術文化のこころを共有できることを身をもって得られたこの日を忘れないようにしょう。

 
「収蔵品数40万点以上という世界屈指の規模を誇る米国ボストン美術館。そのボストン美術館が収蔵する優れたコレクションを恒常的に紹介する姉妹館として、名古屋ボストン美術館は、1999年4月17日に誕生しました。」

親しみのあるボストンの人々と歴史のある町並みは宇宙からの画像入手の「ストリートビュー」で見られます。
主義、会派 絵画の技法
印象派
印象派画家の一覧
クロード・モネ
エドガー・ドガ

カミーユ・コロー
ベルト・モリゾ
カミーユ・ピサロ
エドゥアール・マネ
ポール・セザンヌ
アルフレッド・シスレー
ピエール=オーギュスト・ルノワール
フィンセント・ファン・ゴッホ
ポール・ゴーギャン

 
19世紀の後半、ブーダンやマネ、モネ、ピサロ、シスレー、ドガ、ルノワールらの画家たちはアカデミックな美術教育に反発し、目前に広がる風景から受ける光の印象を出来るだけ忠実に描き出そうとする新しい絵画運動を展開させました。中でも印象派を代表するモネは微妙の光の変化を追い求め、絵の具を混合させずチューブから出したままの単色をカンヴァスに並べて描くことにより、明るい光の表現を可能にしました。
印象派絵画の大きな特徴は、光の動き、変化の質感をいかに絵画で表現するかに重きを置いていることである。時にはある瞬間の変化を強調して表現することもあった。それまでの絵画と比べて絵全体が明るく、色彩に富んでいる。また当時主流だった写実主義などの細かいタッチと異なり、荒々しい筆致が多く、絵画中に明確な線が見られないことも大きな特徴である。また、それまでの画家たちが主にアトリエの中で絵を描いていたのとは対照的に、好んで屋外に出かけて絵を描いた。
昔のヨーロッパ芸術は教会や貴族のお抱え画家が幅を効かせる社会の一部分だけの芸術であったが、19世紀に入り雇われる境遇に決別して新しい自然の懐で個性や魂表現を求める芸術に変貌した。「ロマン主義、印象派など

自然主義的バルビゾン派
(Barbizon

 
検索付きGoogleMAP(ストリートビューも見れる)でバルビゾンを探してみよう。

自然主義
的な風景画農民画を写実的に描いた。バルビゾンとは、パリから約60キロ離れたフォンテーヌブローの森の北西部に位置する、現在でも人口約1,300人ほどの小さな村です。
 この美しく自然に恵まれた村にパリから定期的に通い、あるいは定住して見たままの自然や働く農民たちの姿を描いた画家たちがいました。彼らは後にバルビゾン派≠ニ呼ばれ、、それまでのフランス美術にはなかった自然主義的な風景画を描きました。特にその中心的な画家であるミレーは農民画の巨匠として広く知られています。

小さな村ではあるが世界中から観光客が訪れており、村は「画家たちの村バルビゾン(Barbizon Village de Peintres)」と名乗っている。
コローミレーテオドール・ルソートロワイヨンディアズ・ド・ラ・ペーニャデュプレドービニーの7人が中心的存在で、「バルビゾンの7星」と呼ばれている。彼らは“自然から学ぶこと”をモットーとし、現実の風景に対する深い観察と情趣豊かな表現によって、誰にでも愛される不滅の絵画を描きました。

ロマン主義
 ロマン主義の底流に流れているものは、内面性の重視、感情の尊重、想像性の開放といった特性であり、好まれる主題としては、「異国的なもの」「未知のもの」「隠れたもの」「はるかなるもの(特に、自分たちの文化の精神的な故郷、古代文化)」「神秘的なもの(言葉で語れないもの)」「夢と現実の混交」、更には、「憂鬱」「不安」「動揺」「苦悩」「自然愛」などを挙げることができる。
ドイツのカスパー・ダーヴィト・フリードリヒフィリップ・オットー・ルンゲ、スペインのゴヤ、フランスのドラクロワ、イギリスのウィリアム・ブレイク
エコ−ル,ド,パリ


 パリは世紀末から20世紀にかけて、ヨーロッパのあらゆる芸術の中心として栄えていました。第1次大戦前後パリ、モンパルナスの下町を中心にボヘミヤン的な自由な創作活動をする若い画家たちが現れ、エコール・ド・パリ(=パリ派)と呼ばれるようになります。エコール・ド・パリの画家たちはパリから洗練された感覚を吸収しながら民族性と個性に根ざした豊かな絵画的成果をあげて、20世紀美術史に名を残しました。

マリー・ローランサン、ポーランド人のキスリング、故郷の村のロシア系ユダヤ人文化に根ざした独特の幻想的な絵画を色彩豊かにシャガール、ブルガリア人のパスキン、郷愁をそそるパリの街角を描いたユトリロ
写実派
 19世紀半ば、新古典派およびロマン派の過度の演出に対する反動から起こった美術様式。
 対象の美醜に関わらず、現実をありのままに表現するのが特徴。
 率直な主題を、理想化せずに、また形式論に追従せずに描いた。また、現実に対する関心から、農  民や労働者の像、身近な風景などをモティーフとした。
  

自然派・・・鋭い観察力で、自然の風物を詩的に表現。コロー、ミレー

コロー、ミレー
エドガードガ ドガは動きのある踊り子などの作品が多いが、当時まだ写りの悪かったカメラで動く人間を撮り、そこからデッサンをして当時の風景画家が多いなかで目立ち世に出た。動きのある人間の一瞬を止めた作品が多い。
 水彩画家 ウイリアム.ブレイク. J.M.W.ターナー  ト-マス・ガーティン パウル・クレージョン・コンスタブル
ポール・セザンヌ  ジョン・メアリンエドワード・ホッパーチャールズ・ディーマス
ポール・ゴーギャン
 木版画
銅版画
リトグラフ
シルクスクリーン
タピスリー

 ●木版画は出っ張った所に絵具をつけて刷る。
 ●銅版画「エッチング類」は腐食液でへこませた所にインクを詰めて刷る。
 
 ●リトグラフは別名「平版」「石版画」と言い平らな部分に水と油 との反発作用を利用して絵の具を付着させるもの。石板や亜鉛板の上に脂肪性の強いクレヨンやインクで作りたい図柄を描き、版上に化学的処理を施すと、版上の図柄の部分にはインクがのり、その他の部分にはインクがのらないようになります。それに紙を当ててプレス機で図柄を写しとるとリトグラフのできあがる。

他の版画形式の木版画や銅版と異なって凹凸をつくることなく版画制作ができるところから、平版形式の版画といわれています。現在の印刷技術のーつとして用いられているオフセット印刷は、この平版の原理を応用したものです。

リトグラフは、他の版画形式と比べ、難しい技術がいらず、自由に描いたものがそのまま作品化できますので、多くの画家達に版画を作る機会を与えた 。シャガールなど。

 ●シルクスクリーンは簡単に言えば「プリントごっこ」シルクの布に、なんらかの方法で目止めをして描画し、描画部分にインクが通らないようにします。紙を貼ったり、乳剤やニカワで目止めをしたりします。

目止めした布を枠にはって、枠の下に紙を置き、布の上から「スキージー」という平らな大きなヘラで、インクをきゅっと引きます。目止めしたところはインクが通らず、他の部分はインクが紙に刷り込まれます。比較的短時間で版が作れるため、沢山の色数を使う作家も利用します


 マルク シャガールの多様な愛の表現。1887-1985

、男女の愛、家族愛、庶民への愛、動物への愛、宗教を超えた人間の普遍的な愛を、色彩豊かで独特の幻想世界、シャガールワールドを創る。
また一つの絵を表現するために数多くのスケッチやドローイング「素描」 下絵を描き、それを油絵、水彩画、陶器、コラージュ、ステンドグラス、リトグラフ、タピスリー「絨毯」など、多様な手段で表現してきた。
特にタピスリー作家イヴェットと組んだタピスリーは多様の最たるもの。

 ページTOP