Top理容人生 
contents項目top
     
禅と水墨画Top
Welcome to a art life
水墨画の精神-------余情
他人を尊び自らを諌める人間社会の基本
 水彩画 テニスクラブのポリシー

share
 
   


 
シェアする
カウンター翻訳Translation

圧倒的存在感と悠久さを持つ自然は動植物の生の営みを一際ひきたたせる。そこは一切の無駄と贅沢のない調和された世界で、水墨画はこの大自然が持つ簡素で質実な美と、日本人の独特な自然観を表現するのに最適な芸術である。描こうとする「もの」から無駄をぎりぎり剥ぎ取って、墨の冷えた質感を枯淡で表現する。『筆を惜しむ』水墨画の精神は、我欲や煩悩をどこまで払拭できるかと古くは禅僧の修業として用いられ、謙虚さと清貧の思想を尊ぶ文人に愛されてきた。 
菊日和 墨絵に一句 筆反らす 順風
 
エッセイ余情 1987.9 

 水墨画の世界には‘筆を惜しむ”という言葉がある。自我を慎むという格言で、人は誰でも自分をよく見せようと書き足すことで自己表現しようとするが、これは余白を塗り潰すだけでなく、作者の人間性、品格、また墨は白を生かして墨となる感覚を疑われることになる。 

 エッセイ講座に通っていた時は『簡潔、明瞭、平易」を教えられた。原稿用紙は二枚以内で前後に空き{余白}を作り、推敲は時間を置いて繰り返す。それは自らを律する大切な時間になる。漢字を乱用するな、仮名を生かして漢字が引き立つ。人もまた他人や社会を活かして自らを生かせる世となる。     『侘び茶』とは豪華な造りの部屋で高価な器を用いた茶の道より、百姓家のような侘しい四畳半でお茶を酌み交わす方がしみじみとした情感に浸ることができるという茶の道である。侘しい状況に身を置くほど自然に近いことで、生物としての命、健康、家族など人間本来の価値観に目覚めて、争いや欲望の愚を悟るのである。

 国会中継で政治家たちは「まさに、極めて、断じて」などの言葉を多用するが、自らの不足や論理の欠如を派手な言葉で補おうとするかのようで白けてしまう。日本文化の特徴と言える質実、謙虚、和などは趣味を超えて日常に心すべきことではないだろうか。
   
  編み笠に 見ぬ恋つくる 風の盆  順風
 

  
 
 
「いにしえの文化」
コアサイト 

 自分でつくれる100歳健康体センテナリアン
エッセイEssay 
文は人なり簡潔明瞭
 いにしえの礼節
他人を敬う
 日本人の美意識
japanese aesthetic sense
 学びすと 右に習え
Learn people
江戸文化いにしえ
Edo culture
苔むす器 侘び寂
Ceramics
開花した異文化の花見の宴 Peace of Japanese cherry blossom viewing 小さな人間の勧め  尾張名古屋の文化
Cilture Of OwariNagoya
禅と水墨画
Sumi-e paintingもののあわれ
 水彩画教室8
Classroom watercolor
 郡上の鮎釣りToayu fishing自然の一員 俳句Haiku余情 「粋と風流」な浮世
絵80」 
遊び心
 水彩画教室7
Classroom watercolor浮世絵
テニスクラブのポリシー 他者愛と自己愛Cthers love  郡上盆踊り&観光
Gujo Hachiman Bon dance
ストリートビューから写生  使い方、構図の取り方なども説明、写生はおそらく世界初〜
\(◎o◎)/ ! 
  
 ストリートビュー可能な会世界の地図
Street view Map 2012.2現在
 

 
エッセイ もののあわれ

 雨脚が激しくなったので私は釣りを中断して岸辺の林のなかへ雨宿りに入った。渓谷は山が迫っていて日暮れが早く、まだ四時なのに辺りは谷間は消入りそうに薄暗い。

 林の梢から落ちる雨粒が私の菅笠を音をたてて打つ。雨具を着ていたが背中が破れ雨が滲みて背筋が寒い。
下半身も水の中に立ち込んでいたからずぶ濡れで、私は濡れネズミのようにみじめな姿である。茂みのなかで腰を下ろすと、むきだしの木の根が蛇のように這い、シダが垂れて不気味だ。


 こうして無人の川辺で寒さに震えていると、無性に人恋しくて温かな食卓や家庭のぬくもり、人の和などが貴重に思え、逆に争いや欲望、贅沢がつまらなく感じて健康や愛、生命など人間の本質的な価値観に目覚める。雄大な大自然のなかの孤独な釣り師は、人間のはかなさ、小ささがしみじみと身に迫り何が大切かを教えてくれる。対照的客観の「もの」と、感情的主観の「あはれ」が一致して生じる調和的情趣の世界である。寂しさとみじめさで無限の豊かさがあることを知った。

 私の足元には同じように雨宿りする一匹の虫がいた。この心寂しい時に出会う一匹の虫、一輪の花は命の仲間として私に強い感動を与えた。悠久な自然と私が連帯し同化した瞬間で、静かに辺りを見回すと私の周りは私の仲間たちで一杯であった。

     万緑の なかの一なる 釣り師かな 順風

09.11.23 お茶会に出席
 23日の暖かな祝日に近くの城山八幡宮でのお茶会に生まれて初めて出席しました。いままでは陶芸や俳句、水墨画などの趣味により、漠然と禅や簡素な詫び茶、一期一会、和敬静寂の精神に共感するものがあったが、それ以上の進展はなく今日に至っていた。
 妻の習っている煎茶の「お茶会」で欠席者の空きがあり妻がテニスの友人に声かけして男性二人が参加することになり、無作法な私も「大勢なら怖くない」と出席したのです。
 宮の脇の古びた屋敷で和服美人が出迎えてくれました。「近くの人の作法を見て頂けばよい」と妻は言うが、自分の前で三つ指ついて頭を下げられると、緊張して頂く前から作法はあったなと後から感じました。
 客人が多くて「余情」に記したような「しみじみ」とした情感には浸れませんでしたが、雰囲気の片鱗は味わえたひとときでした。
 ネットで茶道を検索するとさまざまな道が述べられています。@おもてなしの心A侘び寂びB一期一会C和敬静寂D地味など、現代においても充分通用する心です。
 水墨画の精神性 筆を惜しむ謙虚なこころを知る。NHK今池文化教室 村田清風先生に師事
  古の「粋と風流」な絵画」 絵画にも粋や風流の響きを感じるいにしえの絵画集。
江戸文化習い事の文化が花開く時代。
郡上八幡観光&盆踊り踊りの歌詞を見ると粋や風流さが実感できる。
テニスの勧め 健康とサークルの人間付き合いを学びます。
学びすとの水彩画の基本 ARTは生涯の伴侶になり作品は癒しになります。また美を尊び醜「犯罪」を嫌悪する性格をつくります。
俳句の勧め 句会「伊吹」柴田雅人先生に師事庶民の情感を五七五に託す。
短文エッセイの勧め 中日今池文化教室、谷 渓太郎先生に師事。原稿用紙二枚以内の尊い意味
礼節を学ぶ 家庭や職場、地域など周囲の人々、とりわけテニスの仲間から学ぶ
モラリストの勧め 道徳(morale)を意識して生きる人。また訴える人。
陶芸 大自然と愛知県陶磁器資料館にて
小さな人間の勧め 釣りを通して接した大自然のなかの小さな人間の定め。
宣告前に健康を学ぶ 逆縁の子から
ホームページ作り方Top
 HPもArtの感覚で社会に訴えることができます。またいまや知識がなくても簡単にHPをつくれる時代で、趣味の発表の場や自分の信条を発信できます。いまごらんになっているサイトも素人がつくったものです。
ロゴ看板 HPにつかう素材などをつくります。
ヒトを人間にするArtな感動 人に感動という栄養を与えるArtで文化的なもの。&識者の言葉で、映画、スポーツ、書籍、と我が人生に学ぶ
私の美意識 大自然からの教え
 Facebook 情報量は世界で双璧でネットの恩恵を受けるべき
Twitter Facebookに同じ
 Viva Earth! Google Earthのストリートビューによる天上の愛